最近、墓じまいや改葬について
「いつかは考えないといけないと思っている」
「自分の代で整理した方がいいのか迷っている」
そのような声を耳にすることが増えています。
お墓が遠方にあることや、管理を引き継ぐ人がいないことなどから、
検討はしているものの、まだ動き出せていない
という方も少なくありません。
今回は、横浜市だけでなく、地域を問わず、
墓じまい・改葬について考え方を整理します。
情報は多いのに、判断が難しい理由
墓じまいについて調べると、
費用の目安や方法、供養の形など、さまざまな情報が見つかります。
一方で、実際に考え始めると、
- 誰に、どの順番で相談すればよいのか
- お寺・石材店・行政とのやり取りをどう進めるのか
- 家族の気持ちと手続きをどう両立させるのか
といった点で、
考えることが、一気に増えてしまうのも事実です。
その結果、
「気になってはいるけれど、何から始めればよいかわからない」
という状態のまま、時間だけが過ぎてしまうこともあると思います。
墓じまいは、先送りせずに「整理」から始めたいです
墓じまいは、
今すぐ「やる・やらない」を決めなければならない手続きではありません。
ただし一方で、
何も決めないまま時間だけが過ぎてしまうと、
- 体力的な負担が増える
- 手続きを考える余裕がなくなる
- 家族との話し合いが難しくなる
といった状況につながることもあります。
そのため、
結論を急がなくても、考え始めること・整理することは先送りしない
という姿勢も大切だと感じています。
迷っている今の段階だからこそ、
一度状況を整理しておくことで、
その後の判断が楽になることもあると思います。
墓じまいは、手続きの前に「整理」が必要です
墓じまい・改葬は、
工事・供養・行政手続きが重なる分野です。
それぞれを個別に考え始めると、
かえって難しく考えてしまう可能性もあります。
まず整理しておきたいのは、例えば次のような点です。
- 現在のお墓の状況
- 将来の供養の希望
- 家族・親族の考え
- 手続き全体のおおまかな流れ
これらを整理した上で進めることで、
無理のない形で判断しやすくなると思います。
地域を問わず、共通する悩みがあります
墓じまいや改葬の相談内容は、
地域が違っても共通していることが多くあります。
例えば、
- 横浜に住んでいるけれど、お墓は地方にある
- 実家の近くにあるお墓を、この先どうするか気になっている
- 遠方のお墓の管理が、年々難しくなってきた
といったお悩みは少なくありません。
このようなお悩みは、
横浜市内に限らず、近隣の市町村や首都圏全体で見られます。
そのため、
地域ごとの手続きの違いを押さえつつ、全体の段取りを考えることが重要になります。
手続きを、一人で抱え込まなくてもよいという選択
墓じまい・改葬は、
複数の関係先とのやり取りが必要になることが多く、精神的な負担もないとは言えません。
全体の流れを整理し、
必要な手続きや調整を一つずつ進めることで、
穏やかな判断につながると思います。
「すべてを一人で進めなければならない」
ということはありません、
とお伝えしたいです。
墓じまいや改葬では、
お寺・石材店・行政など、複数の関係先との調整が必要になることもあります。
そのような全体の整理や調整については、
別の記事で詳しくご紹介しています。
まずは、状況を整理するところから
「まだ具体的に決めていない」
そのような段階でも問題ありません。
墓じまい・改葬は、
考え始めたタイミングが、相談のタイミングでもあります。
当事務所では、
お住まいが横浜市内やその周辺であっても、
お墓が地方や遠方にある場合のご相談にも対応しています。
気になる点があれば、
無理のない形でご相談ください。
当事務所のご案内
墓じまいの状況はご家庭によってさまざまです。
「私の場合はどう進めればいいのだろう」
と迷われたときは、どうぞお気軽に「行政書士やまおか事務所」までご相談ください。
横浜市中区にある当事務所では、ご家族の思いを尊重しながら、できるだけ負担の少ない方法でお手続きをサポートいたします。
当事務所での「墓じまい・改葬許可申請のご相談」は、
初回相談(20分まで)は無料で、電話・オンラインでも対応可能です。安心してご相談ください。
【事務所】
行政書士やまおか事務所
横浜市中区蓬莱町2-6-3
KOYO関内ビル507
行政書士 山岡 希美香
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横浜市の墓じまいについて、こちらの記事に詳しく書いています。

